新型コロナウイルス(COVID-19)によるパンデミックは第6波を迎え、日本での累計感染者数は500万人を超えました。3回目のワクチン接種が進められていますが、亡くなった方が2万人を超えており、ウイルスとの戦いはいまだ先を見通すことができません。 本会は40年にわたって日豪両国間の教育・文化の発展と青少年の交流に努め、国際親善を図ってまいりました。 昨年はアイアンサイド小・波賀小の児童の交流や職員の交流をオンラインで実施することができました。IT技術の進歩により、新たな形での国際交流にもチャレンジしています。
この写真は、ジャパンスタディツアープログラム30周年を記念してアイアンサイド小学校に設置された記念碑です。初めて訪問して国際交流の確かな足跡を目にしたとき、私は深い感銘を覚えました。アイアンサイド小のジャパンツアーが始まって間もない頃、アイアンサイド小のある児童が七夕の行事で「世界が平和になりますように」と短冊に書いたそうです。それを目にして「波賀の子どもたちも世界を見て、グローバルな感覚を持った人に育ってほしいと強く願った」と、ある先輩から聞いたことがあります。波賀での国際交流の原点はここにあると思います。コロナ禍が収束し、子ども達が再びface to faceの交流ができることを強く願っています。 地域の皆様には本会の事業推進につきましてご理解とご支援を賜りますようお願い申しあげます。 |